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お前に会いたい、この寂しさ分かち合えるお前をずっと呼び続ける

第18幕 番外編 (20080409 PM7:10修正)

 まったく、朝倉のやつ・・・何処にいったんだ。あたしのカーディガン取ったままで、ううっさむっ!見つけたら身包み剥いでやる・・いや、そしたらあたしが変人じゃないか・・・ってか、さむっ。夜の学校は冷えるなぁ。ええっと、あと探してないのは教室だけかっさむぅ・・・。

 引き戸を開けると照明の光に照らされた朝倉涼子が立っていた。グラウンドに数本そびえ立ち、何十個と照明器具がフィックスされている何の味気もないイルミネーション。名前は何ていったか覚えていない―そもそも名前なんてあるのか?―直接当たっていなくても十分に周りが認識できる。もちろん、あたしのカーディガンもな。

「探したぞ朝倉。ほら、あたしの防寒着を返せ。そうしたら帰るぞ。学校にいつまで居たって詰まらないだろう、寒いし、良い所なしだ」
「・・・キョンちゃん・・・・動かないで」
「ん?」

 俯きながら何かを呟く朝倉の右の裾から、金属質の様な円錐が飛び出す!刃渡り30センチメートル以上はあろうか、なんにしても物騒なものには変わりは無い。なんだ?どうした朝倉・・・まさかな。感じたくない冷たい汗を背中全体で認識している。心臓は鼓動を増し、身体をは硬直していく。

    ニゲナケレバナラナイ

 どうして?

    ソウシナケレバオワッテシマウ

 何が?

    ワカルダロウ キヅカナイフリハ

 やめろ・・・ここでそんな冗談は通じないぞっ朝倉!?ひとまず、教室から出てっ

「無駄よっ、あなたの機能停止の方が早いわっ!」

 右腕の物体を中腰に構え、ヒュンと音も無く接近してくる蒼い閃光!!腕で前をとっさに覆うくらいしかできないっもう――駄目だっ!!


「ハーイ、チャーン、バブー!」


「って、なんだその掛け声えええええええええ!?」

 ふとツッコミを入れてしまった右耳のすぐ横を通り過ぎて円錐は壁に止まる。っはは、助かっ…た…。その物騒な金属質の先を辿ると・・・

「えっと・・コレハ?」
「"G"よ」

 ああ、あのすばしっこくて、黒光りしてて、追い込むと飛んできたり水場の近くにいる超繁殖力生物、"G"ですか。そうかそうか、そりゃイヤだね、恐いね。んで朝倉、お前はコレを退治する為にこんな強攻策を実行してたんだな?

「ええ、そうよ。何だと思ったの?」
「それを早く言え~~~―――


















―――っうは!」

 午前6時、平日。朗らかな陽気に見舞われて今日もさっぱりとした朝が始まる…ハズだった。

 ああ、恐かった、死ぬかと思った!寒さと恐怖で死ぬかと思った!てっか、学校に"G"が居たらだめじゃないのかここに通いたくないよあたしはっ!

「はぁ・・・・寝よう」

 こんな夢が正夢にならないことを願いつつ。もう一眠りするあたしだったのである。



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ええっと、犬居さんすんません!好きです!(ぇ、ごまかした?

あの朝倉さんをとコメントを見てたら、つい書いちゃったんだ☆

追記:なに書いてるんだろうね…私。
    うん、きっと襲われるのが好きなんだね。
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